カラドボルグとは?カラドボルグにまつわる逸話を紹介

伝説の武器

カラドボルグとはケルト神話に登場したフェルグス・マック・ロイヒが所有した伝説の剣。特別な力を有したカラド・ボルグだが、どのような逸話があったのだろうか?

名前 カラドボルグ(Caladbolg)
出典 ケルト神話『クーリーの牛争い』
活躍した時代 1世紀
使用者 フェルグス・マック・ロイヒ

虹の端から端まで達する剣カラドボルグ

カラドボルグはケルト神話の中アルスター神話に登場する魔剣。アルスター神話は神と人とがまじりあった時代を描いたもので、もともとはダナ神族のヌアダ王が持っていた魔法の剣であった。その後フェルグスが持つようになる。

カラドボルグは切れ味が鋭い長剣と言われている。カラドボルグは使用するときは長さがぐんぐんと伸び、虹の端から端まで達してたと言われ、敵・ものに対して強烈な一撃を与えている。

『クーリーの牛争い』の物語内ではカラドボルグにより『三つの丘の頂を切り落とした』、『一撃で百人以上の兵士を吹き飛ばした』という記載があり、カラドボルグの強さが伺える。

またカラドボルグの意味は『雷の激しい一撃』と呼ばれており、この剣を奪おうとする者はやけどを負った。

カラドボルグを扱う英雄フェルグス

フェルグスは、巨人のように体が大きく、700人分の力を持っている怪力と記載されている。また牛や豚など多くの肉を食らう大食漢かつ、多くの女性を求めるようなエネルギッシュな人物だ。

フェルグスはもともと王として王位についていたが、先王の妻ネサに恋をし、ネサにプロポーズをする。ネサからの結婚条件とし、「ネサの息子コンホヴァルに王位を一年間譲ること」を言われ、ネサの息子コンホヴァルに王位を譲ることとなる。コンホヴァルの政治は民衆や臣下から指示があり、コンホヴァルは1年を過ぎても辞める気配がなかった。

しかし、コンホヴァルはとある暴挙を行い、これにフェルグスは腹をたて、敵国であるコナハト国に亡命することとなる。この後コナハト国とアルスター国の間で「クアルンゲの牛捕り」が勃発し、戦争となる。

フェルグスはコンホヴァルの暴挙に対して深い恨みがあった。そのため、フェルグスはコナハト軍の一員として戦争に参加することとなる。

フェルグスはカラドボルグにより多くの兵士をなぎ倒していった。戦争の中でフェルグスはコンホヴァルと遭遇し、戦うこととなる。積年の恨みから怒りの一撃を放つとき、彼とともにアルスターから亡命し現在コナハト軍でともに戦う同僚から、「コンホヴァルを殺すのはやめよう」と諭され、攻撃を止めた。

コンホヴァルの首を討ちとる代わりとして、カラドボルグを寝かせ横薙ぎの一撃を放つと、三つの丘の頂を言一撃で切り落とすこととなった。

 

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