ダーインスレイヴとは?逸話や物語を紹介

伝説の武器

ゲームやアニメにおいて魔剣として登場することが多いダーインスレイヴですが、どのような武器なのでしょうか?元ネタである北欧神話からダーインスレイヴの力、逸話を紹介します。

名前 ダーインスレイヴ(Dah-in slave)
出典
北欧神話の物語『エッダ』
活躍した時代 神話
使用者 デンマーク王『ヘグニ王』

血を吸わずにはいられない魔性の剣ダーインスレイヴ

ダーインスレイヴは北欧神話に登場する架空のデンマーク王であるヘグニ王が使用していた魔剣です。

ダーインスレイヴの北欧神話に登場するドヴェルグ(=ドワーフ)であるダーインが鍛えており、「ダーインの遺産」という意味が込められています。

ダーインスレイヴは標的を定めると確実に斬ることができる優れた剣であった一方、ひとたび鞘から抜いてしまうとダーインスレイヴをもって誰かを殺す必要があり、必ず人の死をもって生き血を吸うという妖刀・魔剣でした。

多くの兵士を殺したダーインスレイヴ

ダーインスレイヴの逸話はデンマーク王のヘグニ王とヴァイキングの王ヘジンとの物語から始まります。

ヘジンがある日、森の中でギュンドルという女性と出会うことになります。ヘジンがギュンドルに自分の武勇伝を聞かせると、ギュンドルはヘジンに対し「ヘジンに匹敵するのはデンマークの王ヘグニだけだ」と告げました。デンマーク王ヘグニに興味を持ち、実際に会ってどちらが優れているか力比べをしたくなったヘジンはデンマーク王ヘグニの元を訪れることとなります。

ヘグニ王を訪れたヘジンは、ヘグニ王と武芸や遊戯でどちらが優れているか力比べを行いました。するとどちらも同じような力を持ち、能力は互角、決着がつかず逆に良きライバルとして尊敬しあった二人は義兄弟となりました。

しかし、ある日再びヘジンがギュンドルと再会をした際、「ヘグニ王は妻を持っているが、ヘジンは妻を持っていない。ヘグニ王には妃がいる分、ヘジンは劣っている」と告げられました。ギュンドルに劣っているとそそのかされたヘジンはヘグニ王の妃(妻)を殺し、さらに娘であるヒルドを誘拐し、ヘグニ王から逃げていきました。

これにヘグニ王は大いに怒り、ヘジンを追跡、ヘジンは逃げ切れないと観念し、自分の軍を動員。ヘグニ王との戦いに臨むことになります。ヘジンに攫われていたヒルドでしたが、ヘジンに心を許し、ヘグニ王とヘジンの和解を望みます。しかし、ヘグニ王はすでにダーインスレイヴを鞘から抜いてしまっていたのです。一度ダーインスレイヴを鞘から抜いてしまうと人を殺さずして鞘に戻すことはできません。

ヘグニ王とヘジンはそれぞれの軍を率い一昼夜戦うこととなります。ヘグニ王のダーインスレイヴによりヘジンの軍勢は多数の犠牲者を出すこととなります。しかし、ヘグニ王の娘ヒルドは実は魔法の力を持っており、戦争で死んでいったものを蘇らせてしまうことに。これにより蘇ったものは再度戦争で戦うことに。これが最終戦争ラグナロクまでずっと続くこととなります。

実はヘジンとヘグニ王の一連の争いは北欧神話の最高神オーディンと女神フレイヤによって仕組まれたものでありました。フレイヤのとあるふしだらな事件によりオーディンが激怒したことにより、オーディンがヘジンとヘグニ二人の王を永遠と戦い続けさせたのです。ヘジンが最初に出会ったギュンドルはフレイヤの使いであり、ヘグニ王と戦わせるための人物だったのです。

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